そろそろ、あなたも気づいてるのではないでしょうか?
ポジティブ思考になろうとするだけでは、現実を変えることは実際にはとても難しいということにです。
楽しい人生を送りたい、毎日がつまらない現状を変えたいと思っているけど
「なかなかポジティブになれない」
「考え方を変えたくても変えられない」
「自分自身の問題であることは分かっていても、どうすれば良いのか分からない」
人生に対しての捉え方や考え方というのは、現状に辛さや苦しみを感じているほど、考え方だけでどうにかしようとすれば必ずどこかで無理がきます。
人生に疲れた
人生がつまらない
このように人生を楽しめていないと感じるとき、心の浄化によってそれがどのように変容するのかお伝えしていきます。
人が幸せを感じるとき
あなたはご自分の人生がどのような状態だったら「私は幸せだ」と感じるでしょうか?
人生で何に幸せを感じるかは人それぞれだとしても「自分の将来への希望や可能性を感じているとき」幸せを感じるのではないでしょうか?
将来やってみたいこと
人生で味わいたいこと
があり、それに向かっている自分に希望や可能性を感じているのに、自分を不幸だと言う人を探す方が難しいですよね?
反対に
人生が虚しい
人生が辛い
人生の目的がわからない
このように感じている人が「自分の将来は明るい」と答える確率も限りなくゼロです。
言い換えると人は

自分にはあとどのくらいの伸びしろや可能性があるのだろう?
その上限や制限の感覚と幸福度がとても深く関係しているということです。
例えば、子供は自分の可能性に限界を感じていないので、何でも好奇心旺盛にチャレンジしようとしますよね。
ですが成長するにつれて周りから言われたことや体験によって、潜在意識の深い部分に色々な思い込みが生まれ自分でその可能性を制限してしまうことがあります。
人生に対する不快感も同じように、いろいろな経験を通して潜在意識の中に原因となる思い込み、感覚、感情が積み重なった結果です。
そして人生に対する不快感があるとき、色々な上限や制限の感覚が 積み重なったときに出てくる、ある2つの共通点があります。
人生に疲れた・つまらないときの共通点
人生に疲れた・つまらないなどの不快感があるときの共通点の1つ目。それは
意識のメモリ容量が不足した状態になっている
ということです。
例えば、メモリ容量が少ないパソコンで同時にいろんな作業をすると動作がとても重くなりますよね?容量に余裕がある状態であればサクサクと快適に動いてくれます。
人の意識に置き換えても同じことが言えます。
その人の意識のメモリ容量に対して、ネガティブな不快感の占める割合が少なくて余裕があるときは心も軽くどんどん行動することができますよね。
でも、その容量を超えて処理しきれないほどの多くの不快感が生まれると、それは「悩み」として心は重くなりそれに比例して行動するためのやる気や気力もなくなっていきます。
「人生は大変だ」
「そう簡単にうまくいくはずがない」
と感じているとき、意識がそこにフォーカスされ容量のほとんどをその不快な感覚、感情に消費することになります。
共通点の2つ目。それは
潜在意識で人生が良くなることへの苦手意識がある
ということです。
自分と気の合う人との会話は時間を忘れるくらい弾みますが、苦手なタイプの人とは時間が経つのが長く感じたりします。
人は苦手なものは自然に遠ざけようとするので、人生においても苦手なものに対しては解決しようとする事へは腰が重くなり、そのまま放っておこうとするのが普通です。
本人が気づかないうちに持っている、潜在意識にある人生へのメンタルブロックの一例として
人生は苦しいもの感
苦しむほど学びがある感
簡単にうまくいってはいけない感
人生は試練だ感
などがありますが、これらは一言で言えば「人生が良くなることへの苦手意識」と言うことができます。
例えば、良く言われる「人生は山あり谷あり」ですが別に人生ずっと良いことばかりでもいいですよね?(笑)
でも、なぜか「そんなうまい話はない」みたいに自分で思い込むことで「ほらやっぱり良いことのあとには悪いことが来た」みたいに感じる人は、自分でそれに見合った現実を作り出しています。
人生が良くなることへの無意識レベルでの苦手意識がなくなると、理想的な人生を進むことへの抵抗感がなくなるのでそれだけ現実も変わっていきます。
その他にも、人間関係やお金など自分の中での苦手意識があるテーマが多ければ多いほど、人生に対する不快感も比例して大きくなっていきます。
人生への苦手意識が生み出すもの
潜在意識の心の荷物となる感覚、感情がどんどん大きくなっていくとき、比例して大きくなっていく感情があります。
それが「幸せに対する特別感」です。
誰かからプレゼントを貰ったとき、その価値が特別なもの他では手に入らないもので あればあるほどそのプレゼントは特別なものになりますね。
特別なものというのは
自分では手に入らないもの
手に入れるのは大変なもの
簡単には手に入らなもの
と思っている状態のことです。
同じように人生が苦しく、辛いと感じるほど
「幸せは自分では手に入らない特別なもの」
「幸せを手に入れるのは大変だ」
「幸せは簡単には手に入らないもの」
潜在意識の中で自分では気づかないうちに、こういった「幸せへの特別感」が大きくなっていき、やがてそれは幸せは誰かからプレゼントされるのを待つしかないと感じる状態となります。
心の浄化で現実が変容する仕組み
人は常に「無意識に持っている感覚、感情」によって行動し、人生という現実を創っていきます。
そのため「人生は自作自演」と言うことができます。
潜在意識に持っている、人間関係やお金といった色々なテーマに対してもっている、思い込みをもとに判断し、行動し、その結果が現実となります。
つまり、私たちが現実を創りだす原動力となっているのは、人生の経験で生まれた自分が潜在意識もっている色々な思い込みです。
潜在意識の中で手に入らないと思っているものは、壁に向かってボールを投げればそのまま自分に返ってくるように、手に入らない現実が「自作自演」としてそのまま返ってきます。
どのような人と付き合い
どのような願望をもって
どのような人生を送るのか
人は潜在意識に持っている感覚、感情、概念、価値観、信念、思い込みで何かを選択し、行動した結果を現実として味わっています。
人生が自分の理想通りに進んでいないと感じるとき、それはそのテーマに対して自分で自覚できない深い部分で、無意識に持っている思い込みなどによる不快感に原因があるということなんです。
例えば「ケーキは甘い」というのも生まれつき知っている訳ではなく、ケーキを食べるという経験を通して「ケーキは甘い」という思い込み、概念が生まれますよね?
何か甘いものが食べたくなったとき、ケーキがふっと頭に思い浮かぶのはそれが甘いという思い込みや概念を持っているからです。
同じように人生に対する不快感も、両親の口癖、友人関係、受験、就職、職場の上司や同僚との関係、恋愛、結婚など人生で味わったいろいろな経験から
「幸せは特別なもの」
「手に入らないもの」
という思い込み、概念が引き起こしています。
ですが、これらの思い込みは生まれたときには持っていなかったもの、過去の人生のどこかでそう思うようになった単なる思い込みです。
あとから生まれたものであれば無くすことが可能ということです。
それを可能にするのが心の浄化です。
こんな経験はないでしょうか?
第一印象がとても悪くて「絶対に関わりたくない」と思っていた人が、何かをきっかけに実はめちゃくちゃ良い人で、それを知ったことがきっかけで
仲良くなったという経験です。
これは「嫌な人」という思い込みの変化によって現実が変わった例ですよね。
「人生は自作自演」なので、何か不快な思い込みを生み出したのが自分であれば、それを無くすことも可能です。
人生がつまらない、人生に疲れた、こういった不快感の原因となる感覚、感情が無くなることで現実がより良いものに変容していきます。
私が提唱している心の浄化法は、自分の中で生み出した潜在意識にある無用な不快感をなくすことで、意識のメモリ容量をポジティブのために広く空けることができる方法です。
そうすることで、潜在意識レベルからの不快感がなくなり、自分の中にセキュアベースをしっかり持ち、自分に対して自信と信頼感、安心感を持って生きることができるようになるでしょう。
興味のある方はぜひ手に取ってほしいと思います。
人生に疲れた・人生がつまらないという方へ
人生に疲れた
人生がつまらない
こういった不快感があるとき、それは疲れるほど苦しみがんばった人にしか分からないものですから、まずはご自分がそれほどがんばったんだということを
知ってほしいと思います。
そして、人は自分で気づけないものはどうしようもありませんが、自分の中で「イヤなもの」として不快感があることに気づけるのであれば、それを変えることができます。
人生に対して不快感があると気づけた人は、その現実をご自分次第で変えることも可能ということです。
「人生を楽しく生きる」と聞くと「何か立派な目標や生きがいがなければいけない」みたいに思う人がときどきいます。
私のもとにも「生きがいってどうやって見つけるんですか?」という声が届いたりします。
実際は、人はそれぞれ自分のやりたいこと、味わいたいことがあって生まれてきているので、生きがいや目標は一言で言うなら
「自分の中の不快感がなくなれば自然に見えてくる」
ものです。
見えていないときは、単純に心の荷物をたくさん抱えていることで視界が塞がって見えていないだけなんです。
そして、目標は立派なものだけが目標ではないですし生きがいでもありません。
例えば、毎日が穏やかに無事に終わることが目標の人もいれば、美味しいものをたくさん食べることを人生の生きがいとしている人もいます。
そこに善い悪いはまったくありません。
自分にとってそこに不快感があるかどうか?だけです。
世間的にどんなに立派なものだったとしても、本人にとってそれが不快感の伴うものであれば、それは何の意味もないということです。
でももし、ご自分の理想があるのに現実がうまくいっていなくて不快感があるのであれば、そういう方の後押しをしたいと思って私はこの心の浄化を提唱しています。
人生に対して今ネガティブなのであれば、それはもう伸びしろしかありません。
なぜなら今日お伝えしたように、ネガティブな感情に消費しているメモリ容量を解放すれば、そこはすべてポジティブなものを入れるスペースに生まれ変わるからです。
それは、例えるなら「ぎゅうぎゅうに荷物が詰まった部屋」に新しい家具を入れるためには、まずは邪魔な荷物を片付けてスペースを空ける必要があるのと同じです。
そして、何十年という人生の時間の中で増えた心の荷物は、部屋の掃除と同じで少しずつ片づけていけば、いつかきれいに片付ききれいな部屋になります。
ご自分の人生を最高・最善にしていきたいという気持ちの方のお役に立てば嬉しいです。
まとめ
1.意識のメモリが不足した状態になっている
2.潜在意識の人生が良くなることへの苦手意識がある
ということでした。
そして、心の浄化によって現実を変容させる仕組みについてもお伝えしました。

Mikio / 心の浄化の専門家 JADP認定上級心理カウンセラー。交流分析、論理療法、認知療法、認知行動療法、フォーカシング、内観療法を会得。理想を叶えるための心のブレーキをなくしていくサポートをしています。