自分らしさが分からないときに役立つ3つの質問と心の浄化について

心の悩みを浄化する

自分らしく生きたいという理想はあるけど、そもそも「自分らしさって何だろう?」と感じている人もいると思います。

「自分らしさ」とは

ありのままの自分を受け入れる
他人に流されない自分軸を持つ

など色々な表現がされますが、そういったものを全てまとめると

心に一切の制限がない自由な状態」と言うことができます。

なぜなら自分らしくない生き方をしている人は、人生において自分に何かしらの制限をしていることがほとんどだからです。

誰かの目を気にしたり、自分の心にウソをついて我慢したりすることがとても多いものです。

鏡を見ないと自分の顔が分からないのと同じで、何の情報もなしに自分を理解できる人はいないですよね?

そこで自分の心にどのような制限をかけているのかを見つめ直し、自分らしさ見つけるヒントになる3つの質問を紹介します。

この3つの質問に答えることで、自分らしさを邪魔している正体が分かりあなたの理想を見つけやすくなると思います。

ぜひ何かペンとノートを用意して答えてみてください。

自分らしさとは?

自分らしさを見つけるヒントになる3つの質問。

3つの質問に入る前に1つだけ、とても大切な前提条件となる質問を確認しておきましょう。その質問とは

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前提条件
自分のどこをこれからもずっと大切にしていきたいですか?

あなたの中でこれは大切にしていきたい、と思うところはどこでしょうか?

自分の長所や気に入っているところ、人生で大切にしていることや価値観などいくつでも構いませんので、思い浮かぶものを書いてみましょう。

この前提条件から、このあとの1つ1つの質問につながっていきますので、自分の中で大切にしたいものや価値観が分かるように答えを出しておきましょう。

自分らしさを見つけるためのヒントになる質問

自分が大切にしたいものを明確にしたところで、自分らしさを見つけるヒントになる1つ目の質問です。

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自分への質問1
これから先、自分が大切に想う人から見てどういう人になりたいですか?

先ほどの自分が大切にしたいもの、それを大切にしながらあなたは自分が大切に想う人のためにどうなりたいでしょうか?

出来るできないは関係ないので、こうありたい、こういう自分でいたいというものを考えてみてください。

1つに絞る必要はないので、思い浮かぶものを全部書いてみます。

実はこの質問には2つの意味があり、もう1つの意味の方がより大切なんですが、順番があるのでまずはこの質問に答えを出してみてください。

自分らしさの先を見ていますか?

それでは、どういう人でありたいかをイメージしたところで、2つ目の質問です。

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自分への質問2
その理想とする自分になれたとき、その自分をキープするために必要なことは何ですか?

理想の自分を描いたら「そのために何をしますか?」という質問がよく使われますが、それは当たり前のことで理想を達成するためには行動が必要ということは、あなたも理解されていると思います。

理想の自分になるためには、何かをしなければいけない、努力が必要なんだというのは、ほとんどの人は頭では分かっています。

でも出来ないんですと、多くの人がそういう悩みを持っているんですね。

実はこの「行動ができない」というのもメンタルブロックなので、心の浄化によって行動することへのハードルを下げられるようになります。

潜在意識の中にある

行動したくない、面倒くさい
努力を継続できない
理想が叶うことにデメリットがある

こういった思い込みに紐付く感覚、感情を削除してクリアにしていくと、ブレーキがなくなりスムーズに行動できるようになります。

それを踏まえてここでは手前の段階として、気づきとなる質問を目的としています。

叶うための努力ではなく、叶ったあとどうしていくのか?というその先の未来の自分への質問です。

ほとんどの方は、理想の自分になるために努力することを考えますが、もちろんそれもとても大事で必要なことです。

それをした上であなたの脳をもっとフル活用したいのであれば、理想が叶ったさらにその先の目標を設定をすること、理想の自分になったあと何が必要か?とイメージさせることがポイントになります。

やる気に関係する脳内ホルモンであるドーパミンは、自分への「ご褒美がもらえそう」と感じたとき濃度が高くなります。

脳の報酬系によって、ご褒美がもらえそうという期待でやる気が出ていますので、目標が達成しそうになるとやる気が落ちてくるんですね。

やる気を継続させるためには、達成したあとのことを考えることで達成することが通過点になるので、より達成しやすくなります。

自分らしさを抑えていませんか?

それでは最後に、自分らしさを見つけるヒントになる、3つ目の質問です。

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自分への質問3
最近、やりたいこと、口に出したいことで我慢したことは何ですか?それはあなたに何を教えてくれましたか?

自分らしく生きられていない、自分らしさが見つからないという方の多くは何かしらの我慢をしています。

あなたが最近、我慢したことはどんなことでしょうか?

「ふつうに生きていたら我慢はするものですよね?」と思うかもしれません。

ですが実際は常に人生は自作自演なので、その思い込みが我慢の人生を創りだしている原動力です。

ご相談を聞いていると我慢することが多い人は、普段からとても真面目で、人に気を遣うやさしい方が多いように思います。

職場で周りがちょっと気まずい空気になると、自分がクッション役のように間に入ってみたり、他の人が嫌がる仕事を我慢してかって出てみたり、自己犠牲の精神のある人のことです。

しかし実際のところ、あなたが自己犠牲で我慢をしたことで相手から感謝されることが何かあるでしょうか?

「ありがとう」と言われればまだ良いほうで、恐らく大抵の相手はそんなことに気づいてもいないし、気にもしていないと思います。

むしろ、我慢してくれるのを知っているからそれを利用してくる人もいます。

あなたが本当はやってみたいこと、本当は言葉にして言いたいことを我慢することで、あなたの人生に何かプラスの影響があるかをぜひ考えてみてください。

あなたが我慢に感じているのは「本当に望んでいるのはそっちじゃない」ということを脳を通した教えてくれているサインなので、自分が犠牲になって我慢する必要はまったくありません。

自分を苦しめたり痛めつけたりする必要がないということです。

我慢をする人生の先にあるもの

私がそう言い切る理由は我慢の先にあるものを、いろんな方をずっと見てきて知っているからです。

その中にはかつての私も入っています。

我慢の先にあるのもの、それは自分らしさを見つけるどころか「うまくいかない自分」という鏡を見つづける現実です。

鎖につながれた象という話を聞いたことがありますか?

サーカスの象は小さいときから鎖につながれていて、自分が逃げられないことを知っているので、大きくなって鎖を外しても逃げなくなるというものです。

これを心理学では学習性無力感と言います。

1つ2つと我慢をつづけると段々とそれが当たり前になっていき、我慢することがやがて普通になるとはじめから

どうせ叶わない
やるだけムダだ

みたいに段々と無気力になっていきます。

そうなった状態があきらめです。

ある女性の場合、長女として下の子の面倒を見るために、友だちと遊ぶのを我慢したり、自分のおやつを分けてあげたりいろんなことを我慢してきたそうです。

それが大人になっても変わらず我慢することが当たり前となり、職場の人間関係で苦労しながら過ごされていたようです。

とても苦しい思いをされたと思います。

それを続けた結果、人生は我慢するものだという思い込みが心の足かせになり、自分らしさが分からなくなってしまいました。

私たちは誰でも生まれてくるときに、その人生でやりたいことや味わいたいことを持って生まれてきています。

そこに立派だとか立派じゃないとかは全く関係ありません。

美味しいものをたくさん食べる
素敵な恋をして家庭を持つ楽しみを味わいたい
世界を旅して人と仲良くなりたい

人それぞれの願望があります。

もしかすると、あなたが今まで我慢してきたことの中に、人生で味わいたいことに繋がっているものがあるかもしれません。

それを経験したくて生まれてきたかもしれないのに、それを我慢してしまうのはとてももったいないことです。

我慢したことが自分に教えてくれたものは何か?ぜひ考えてみてください。

まだ自分の中でやりたいことが見つからない、分からないと感じるとき、我慢してきたときに感じた感覚、感情を潜在意識からしっかり浄化してクリアにすると、より理想に向かって進みやすくなります。

自分らしさを邪魔する正体を心の浄化でなくす

私は冒頭でここまでの3つの質問に答えると「自分らしさを邪魔している正体」が分かるとお伝えしました。そして勘が良い方はその正体にすでに気づいるかもしれません。

それは「自分を大切にしていない自分」です。

人生で一番大切な人は誰ですか?と聞かれたら、私は迷わず「自分」と答えて欲しいと思うんですね。

人生で一番大切にするのは何をおいても「自分」なんです。親とかパートナーも大事ですが、まずは自分です。

なぜなら自分は人生最大のパートナーで、他に換えがきかない換わりようがない存在だからです。

例えば、あなたの親が病気やケガをしたら大丈夫だろうかと心配をすると思います。

どこかに出かけた帰りに、こんなお土産を買っていったらパートナーが喜ぶかなとか考えると思います。

ご自分が大切だと思っている人に相手が喜ぶことをできるのであれば、最大のパートナーである自分に「何をしたら喜ぶか?」を考えるのはごく当たり前のことですよね?

今日の1つ目の質問「自分が大切に想う人から見てどういう人になりたいですか?」の本当の意味は自分のことでした。

あなたが自分から見てどういう人になってあげたいか、なってあげたら自分が喜ぶのか、それを自分に質問するということです。

自分への愛情は人生全体のエネルギーの発電機そのものですから、自分をどれだけ大切にしているかとその発電量、エネルギー量はそのまま比例しています。

人間関係にしても自分を大切にできるから他人にも良くできますし、仕事も自分を大切にできるからやる気が出てきます。

これが自分を犠牲にして他人に良くしていると、利用されたり、見下されたり、セルフイメージも下がるので現実もそうなるんですね。

自分への愛情のエネルギー量が不足しているので、そうなってしまうということです。

なので、そうならないために大切なのが「我慢しないこと」です。

人生最大のパートナーである自分自身がやりたいこと、言葉にして伝えたいことがあるのにそれを我慢してしまったら、それは最大のパートナーの信頼を裏切ることと同じではないでしょうか?

あなたがご自分の人生において、夢や理想を叶えることをどうかあきらめないでください。

自分に我慢してしまう原因の根底には、自分に対する不快感や自己肯定感の低さなど、自分に愛情を向けることにブレーキをかける感覚、感情が存在しています。

そういった気づかずに持っている過去からの記憶がなくなると、自分に対して安らぎ、安心感、安寧感などが生まれ、もっと自分に自信を持って人生を送ることができるようになりますね?

そして、そういった自分軸が生まることで、人生においてやりたいこと、味わいたいこと、夢や目標などに自然に目を向けることができるようになります。

そのような理想的な人生を送ること、未来がより望む方向に進むための土台を創るのが心の浄化です。

ご自分が気づかずに持っている潜在意識にある、理想を妨げる記憶、感覚、感情などを浄化によって無くすことで、物事への捉え方や思考が変わり未来が変容する。これが思考現実化です。

サポートを必要としている方の力になりたいと、私は真剣に思っていますので必要な方は気軽に相談していただきたいと思います。

まとめ

自分らしさを見つけるヒントになる3つの質問は
1.自分が大切に想う人から見てどういう人になりたいか?
2.その自分をキープするために必要なことは何か?
3.最近、やりたいこと・言いたいことで我慢したことは何か?それは自分に何を教えてくれたか?
ということでした。そして、自分らしさを邪魔する正体は、自分を大切にしていない事というのもお伝えしました。
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Mikio / 心の浄化の専門家
JADP認定上級心理カウンセラー。交流分析、論理療法、認知療法、認知行動療法、フォーカシング、内観療法を会得。理想を叶えるための心のブレーキをなくしていくサポートをしています。

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